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目次

▼車検に通るモニター、通らないモニター

▼整備不良になる車載モニターがあるって本当?

▼Q&A

▼まとめ


車検に通るモニター、通らないモニター

フリップダウンモニターの場合

フリップダウンモニターは基本的には通ります。

取り付けている車が何の問題もなく車検に通っているのを多数確認しています。

もし通らない可能性があるとすれば、「取り付けに問題があり走行中に外れそう」「あきらかに後ろに乗っている人に危険な取り付け方」などの場合です。

ショップなどで装着してもらったら、取り付けに問題があることは考えにくいので、自作DIYで取りつける方はしっかり固定ができるように装着しましょう。

しかし、運転の妨げにならない大きさのモニターを設置するようにしましょう。

車の死角を確認する際、モニターが邪魔して確認できないようなモニターはNGになるので、ある程度の大きさにするようにしましょう。

大きささえ注意すれば、基本的には車検が通るので安心できるモニターになります。

→リンク:【001】フリップダウンモニターについて

ヘッドレストモニターの場合

ヘッドレストモニターを装着したまま車検を通すのはかなり厳しい部分があります。

昔までは、ヘッドレストモニターを装着していても車検には通っていました。

しかし、最近ではヘッドレストモニターに対してかなり厳しい対応になっています。

こちらの厳しい対応になっているのは、埋め込み用のヘッドレストモニターになります。

ヘッドレストの後ろや横に装着させる分には問題ありません。

しかし、検査官によっては車検NGにする方もいるそうです。

絶対に車検NGになりたくない方は、車検時に取り外すようにしましょう。

「カバーをかければバレないで、車検に通るでしょ。」という方もいるらしいですが、現代では細かい部分まで検査する検査官がいるようです。

そのため、モニターを取り外すことが一番安全になるので覚えておくようにしましょう。

→リンク:【003】ヘッドレストモニターについて

その他のモニターの場合

ダッシュボードモニター

ダッシュボードモニターは車検に通らない?

これについては保安基準をもとに判断をします。

保安基準第21条(座席)関係、検査規程5-33が以下のようになっています。

「自動車の前方2mにある高さ1m、直径0.3mの円柱を鏡等を用いず直接確認できること。」

この基準を満たすようなダッシュボードモニターは車検に通ると考えるのが自然ですが、それでも検査官や車検業者によっては落ちると判断することも多いです。

無難にいくなら車検時には外しておくというのがベストだと思います。

サンバイザーモニター

続いて車検が通らないモニターがサンバイザーモニターになります。

サンバイザーモニターとは、運転席と助手席の上にある日除けの部分になります。

その部分にモニターを装着すると、車検には通らない可能性が非常に高いです。

車種別で適合したモニターも販売されているようですが、それでも車検には落ちてしまいます。

サンバイザー部分にモニターを設置してしまうと、運転の妨げになること間違いなしなので、注意するようにしましょう。

こちらのモニターは使用していなくても装着されているだけで車検NGになるので、車検を受ける際は必ず取り外した方が良いです。

整備不良になる車載モニターがあるって本当?

車検が通らないモニターについてはそのまま出してはいけません。

しっかり対応した上で車検に望まないと、高確率で車検が通らないです。

それでは一体どのような対応をすれば良いのでしょうか。

以下のような対応をする必要があります。

モニター類は取った上で車検に通す。

ルームミラーモニター・フリップダウンモニターであれば問題ない。

これらの2つを車検前に行うようにしましょう。

車検に通るモニターであれば問題ありません。

しかし、車検に通らないモニターに関しては、車検前に全て取り外すようにしましょう。

ここで注意してもらいたいポイントは、配線まで全て取り除くということです。

モニターだけとっても検査官に配線が見られてしまえば、車検NGになります。

検査官は、細かい部分までチェックする傾向があるので、モニターを取り外す際は配線まで全て取り除いた状態で車検に臨むようにしましょう。

車検前にモニターを取り外す際は、配線まで全て取り除く必要がある。

Q&A

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まとめ

上記のように一部のモニターで例外はありますが、基本的にはモニター類はつけないほうが良いと思います。

検査官次第、車検場次第という側面はありますが、落ちる確率のあるものは車検手続きも複雑にすることもあるからです。

特にディーラーに車検を出すという場合にはグレーゾーンのモニターはまず通らないといってくることもあります。

この場合、その他のディーラーを探すなどをすれば通ることもありますが手間と面倒になることは多いでしょう。

またモニター類でいろいろなメーカーから発売されていますが、正直いって車検対応などとあってもそれが完全に保証されていないということも結構多いです。

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